国民年金の支払いが苦しいときの対策方法
特にコロナ禍の中、国民年金の支払いが苦しくなる自営業の方は増えているかもしれません。
もし苦しい場合はそのまま放置するのではなく、申請することで免除・猶予の措置を受けましょう。
収入が減少することにより所得が一定以下になれば、納付を猶予してもらえる納付猶予制度があります。
この場合は障害年金と遺族年金の受給権が得られますが、老齢金額にはカウントされません。
また免除制度が利用できる場合、所得に応じて「全額」「4分の3」「半額」「4分の1」の免除が受けられます。この場合は障害年金と遺族年金に加えて老齢年金の受給権も得られます(金額は免除額に応じて減額されます)。
年金制度は正しく理解する
さまざまな事情により、年金保険料の支払いが苦しくなる可能性はあります。しかし放置したままでは、それ以上の不利益を被ることに。
免除や猶予の救済措置は用意されているため、制度はしっかり利用しましょう。
同時に、年金のあらゆる保障機能を知ることはとても重要です。ただしく理解することで、将来に向けた備えを考えていきましょう。
参考資料
LIMO編集部