国民年金未納のまま放置するリスク
年金保険料の支払いを未納のまま放置すると、主に3つのリスクを被ることとなります。
老後に年金が受け取れない
当然保険料を払わないままでは、将来年金を受給することができません。
将来の収入が0になるのは避けたいところです。また今後、会社員として厚生年金に加入する可能性もあります。
そうなれば強制的に厚生年金保険料が天引きされますが、国民年金を未納にしておけばその分も受け取れなくなるのです。
まさに払い損という状態になるでしょう。
障害年金や遺族年金も受け取れない
「年金」には「老後にもらうもの」というイメージがありますが、必ずしも老後の保障に限定されるわけではありません。
病気やケガで障害が残った場合は障害年金が生活を支えてくれますし、万が一死亡すれば遺族年金として残された家族の生活を支えてくれます。
そんな保障機能についても、保険料を納めていなければ受けることができなくなります。
差し押さえになることも
そもそも保険料を支払わない場合、督促状が届き延滞金が加算されます。
職員が電話や訪問にて納付の案内もしますが、放置すれば悪質であると判断され、税金と同じく差し押さえの対象となります。
口座が凍結するリスクもあるため、本当に支払いが苦しい場合は、次で紹介する免除制度などを利用しましょう。