実際の「国民年金」の未納率とは
厚生労働省の「令和2年度の国民年金の加入・保険料納付状況について」によると、国民年金の未納率は22.8%です(2020年時点)。
国民年金「未納率」の推移
- 2016年度:27.8%
- 2017年度:26.9%
- 2018年度:25.4%
- 2019年度:23.7%
- 2020年度:22.8%
納付率とは、納付月数÷納付対象月数×100で算出された割合のことです。
つまり月数を表す割合のため、「22.8%の人が未納にしている」というわけではありません。
実際に令和2年度末で未納となった人は、第1号被保険者1449万人中115万人。割合にすると約8%です。
全公的年金加入者数6740 万人中の割合に換算すると、たった約0.01%となります。