大谷選手「二刀流・筋肉強化策 その2」プライオボールでの壁当て

大谷選手はプライオボールを試合前のウォーミングアップに使い、フォームチェックや筋肉のメンテナンスに努めています。プライオボールはMLBで活躍するダルビッシュ投手も日々のルーティンに取り入れています。

プライオボールとは?

プライオボールは100g、450g、1kgなど、重さの異なるボールを投げ分け、全身の筋肉を効率的に動かす方法を感覚的に身に付けられるのが最大の特徴です。出力の大きい体幹を中心とした投球フォームが身に付くと、様々なメリットが見込めます。

リリースポイントの一定化・指先の感覚の鋭敏化・余計な力みの軽減など、怪我防止とパフォーマンスアップを両立できるからです。余計な力みが抜けると筋肉損傷のリスクを最小限に抑えられる他、リリース時の押し出しが強くなりボールのキレ・スピン量が増します。

プライオボールを使い始めた結果、大谷選手は昨シーズンエンゼルス入団後キャリアハイとなる130イニング、9勝、防御率3.31を挙げました。