たいせつな家族への「さいごの贈り物」
これらの貴重品を、キレイに整えた状態で引き継ぐことができれば、遺された家族の負担は軽くなるでしょう。
家族のことを思って身の回りを整理する、というのが終活で言うところの「片づけ」です。
ただやみくもに断捨離を行うのではもったいない、と筆者は考えます。
「この書類を置いておくと連絡先が書いてあるから、あの子なら簡単に手続きをしてくれる」「この書類だけでは分かりづらいかもしれないから、付箋に”万一の時の連絡先”を書いておこう」
そんな、一歩先の工程を見据えたくふうまで考えることができれば理想的ですね。
この「付箋」のような心遣いこそが、家族へのさいごの贈り物となるかもしれません。
みなさんもできることから1つずつステップアップして終活のはじめの一歩を踏み出してください。
夢のかけはし㈱ 秋口 千佳