国民年金の月額平均受給額はいくらか
ここまでは厚生年金を見てきました。
ここからは国民年金について見てみましょう。
国民年金の年金月額階級別の老齢年金受給者数は以下の通りとなっています。
国民年金のデータからは、制度上の違いもあり、月平均で15万円を受給している人数は確認できません。
国民年金も厚生年金と同様に、1万円レンジごとに受給者数を見ていきましょう。
国民年金の年金月額階級別の老齢年金受給者数のデータ
- 1万円未満:7万4554人
- 1万円以上~2万円未満:29万3600人
- 2万円以上~3万円未満:92万8755人
- 3万円以上~4万円未満:284万2021人
- 4万円以上~5万円未満:466万3638人
- 5万円以上~6万円未満:776万979人
- 6万円以上~7万円未満:1483万5773人
- 7万円以上~:188万2274人
このように国民年金の月額平均のボリュームゾーンは、月平均で6から7万円となっていま
す。
全体平均が5万6252円であるのと比べると若干高い水準です。
まとめにかえて
いかがでしたでしょうか。
厚生年金を月額平均で15万円受給できる人の比率は以下の通りです。
- 全体:6%
- 男性:7%
- 女性:3%
全体平均の14万4366円と比べるとかなり少ない印象を受けます。
また年金受給額はどれくらいもらえるか容易にコントロールできるものでもありません。
直前になって焦ることがないよう、早め早めに準備をしていきたいものです。