いよいよやってくる2022年度。
4月に年金制度の大改革が行われることをご存知でしょうか。
繰下げ受給の年齢が75歳まで延びたり、在職しながら年金を受給しやすくなったりと、シニアの選択肢が大幅に増えることになります。
一方で、厚生労働省からは「公的年金の受給額が0.4%引き下げられる」という発表もありました。
年金の制度は複雑に思えることから、なかなか考える機会がないかもしれません。しかし、将来を支える大切な収入源になることも事実です。
そこで今回は、厚生労働省の「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」から実際に今のシニアが受給している年金の本当の月額を調査してみます。
厚生年金と国民年金にわけて確認していきましょう。