新年度に向けて、暮らしやお金まわりを見直す人が増える時期。一人暮らしスタートや就職などをきっかけに、新たにクレジットカードを作ることを検討する方も少なくないでしょう(※編集部注)。
キャッシュレス決済が浸透するいま、旅行代金から公共料金の引き落とし、コンビニでの少額決済まで、クレジットカードは私たちの生活に必要不可欠なインフラとなりつつあります。
今回は、数あまたあるクレジットカードの「種類分け」にフォーカス。カードランクと国際ブランド、発行会社ごとの特長の違いをご紹介します。
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クレジットカードの種類「カードランク」
クレジットカードの種類は、まず、「カードランク」で分類することができます。各カードランクの一般的な特徴をまとめました。
カードランクの特徴
一般カード
- 年会費無料から発行可能なクレジットカード
- はじめてクレジットカードを持つ人向け
ゴールドカード
- 年会費5000円~のカードが多い
- 海外旅行保険などが一般カードよりも充実している
- 空港ラウンジサービスが無料で利用可能になるケースが多い
プラチナカード
- 年会費2万円~10万円台で所有可能なクレジットカード
- ゴールドカードの優良利用者への招待制(インビテーション)による発行が大半
- ゴールドカードよりも手厚い補償
- コンシェルジュサービスやプライオリティ・パスが付帯
ブラックカード
- カード会社からの招待制(インビテーション)にて発行が認められるクレジットカード。
- より一層アップグレードされたサービスや補償が受けられる
初めてクレジットカードを作る方におすすめなのは「一般カード」です。年会費無料のカードも多いため、維持費を気にすることなく持てるカードを選ぶとよさそうですね。
なお、一般カードから良好なクレジットヒストリー(利用履歴)を積み重ねていくことが、ゴールドやプラチナへのランクアップの近道と言えるでしょう。