その1 楽天カード vs イオンカード「経済圏外」での使いやすさは?
イオンでは楽天Edy、楽天ペイが使えない
楽天の電子マネーである楽天Edyは、全国多くの店舗で使えます。また、コード決済の楽天ペイは、楽天カードのポイント還元率を上乗せしてくれるツールです(後述)。
楽天ユーザーの多くが活用する上記2つのキャッシュレス方法は、どちらもイオンでは利用できません。また、楽天市場を始めとする楽天系サービスでは、イオンカード決済で生じるメリットはないでしょう。
イオン経済圏内なら、イオンカードが断然有利
いわゆる「イオン経済圏」での決済は、やはりイオンカードが断然有利です。
イオン経済圏外では還元率0.5%に過ぎないイオンカードですが、圏内であれば特典をフル活用して、ポイント還元に繋げていけそうです。
イオングループ対象店舗の特典には以下があります。
- WAON POINTがいつでも基本の2倍
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は、買い物代金が5%OFF
- 毎月15日「G.G感謝デー」(55歳以上の会員限定)は 5%OFF
イオングループ以外の店舗でも、毎月10日「AEONCARD Wポイントデー」はイオンカードでの決済で、WAON POINTが基本の2倍(1.0%)となったり、優待加盟店の利用でポイントが付与されたり、といったメリットがあります。
イオンカード会員は「クーポン」でメリットも
特定商業系列で便利なカードは、ポイント還元率だけにフォーカスすると、そのメリットが見えにくくなるかもしれません。
イオンカードは、「サンキューパスポート」「バースデーパスポート」など、イオンで使える割引クーポンを発行しています。
たびたび5~10%オフのチャンスがあるので、イオンユーザーであれば活用しがいがあるでしょう。
イオンカードで貯まったポイントは、WAONその他で使える
イオンカードを使って貯まるポイントは、WAONポイントです。WAONポイントは、電子マネーWAONに交換できます。また、dポイント・JALマイルなど他社ポイントや、商品・商品券との交換が可能です。
カード利用ではでは「割引」にフォーカスして特典をフル活用、貯めたポイントはイオンの外で使うという方法もありそうですね。