就職や進学、春の新生活を控え、クレジットカードへの新入会を検討している人も多い時期。クレジットカードを選ぶ基準の1つとして「年会費」が挙げられるでしょう。(※編集部注)。
今回は、ともに年会費無料の「楽天カード」と「イオンカード」にフォーカス。2つのカードを比較していきます。
クレジットカードは、「経済圏」とも呼ばれるサービス連携の軸となるアイテムです。一つのカードブランドに絞り、集中的にカードを使ってもよし。2種類のカードブランドを並行して使い、それぞれの「経済圏」のメリットを活用する発想もできそうですね。
早速、楽天カードとイオンカードの使いやすさなどを比較していきましょう。
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楽天カードvs イオンカード(WAON一体型)「基本のスペック比較」
さいしょに、楽天カードと、イオンカードの基本概要を比較します。楽天・イオンともにいくつかのカード種類やランクがありますが、ここでそれぞれ、ベーシックな「楽天カード」と、「イオンカード(WAON一体型)」を取り上げていきます。
楽天カード
- 年会費:無料
- 基本還元率:1%(楽天市場では3%)
- 国際ブランド:VISA・Mastercard・JCB・American Express
- 付帯保険:海外旅行傷害保険(最高2000万円)・カード盗難保険
- 電子マネー:楽天Edy・QUICPay
- スマホ決済:楽天ペイ・Apple Pay・Google Pay
イオンカード(WAON一体型)
- 年会費:無料
- 還元率:0.5%
- 国際ブランド:VISA・Master・JCB
- 付帯保険:ショッピングセーフティ保険(年間50万円)・クレジットカード盗難保障
- 電子マネー:イオンiD
- スマホ決済:Apple Pay
ざっと基本のスペックを見る限り、楽天カードが優勢と言えそうです。とはいえ、クレジットカードの特典は、利用するシーンごとで差があります。基本概要では見えない部分を、次で深掘りしていきます。