2.構造面:テントの設営方法・構造
テントの設営方法を確認!
ソロテントの構造は、大きく分けて「ワンポールテント」「ドーム型テント」「パップテント」の3種類に分けられます。
ソロキャンプでは、1人でも設営しやすいテントを選ぶことをおすすめします。
■ワンポールテント
ワンポールテントは、大きなポールを中央に立てて設営するテントで、天井が高く立ち上がっての作業もしやすいです。一方、円錐型なのでデッドスペースが多く、狭く感じます。
■ドーム型テント
ドーム型テントは、初心者でも設営しやすくおすすめです。風の影響も受けにくく、テント内でも快適に過ごせます。ポールの本数が多いため、重くなってしまいます。
■パップテント
パップテントは、軍幕とも呼ばれており、もともと軍事用に使用されていた形状のテントです。タープとしての役割も果たし、無骨なシルエットもカッコよく、人気のスタイルです。生地が分厚く丈夫なので、少し重たくなってしまいます。
テントの構造
シングルウォールかダブルウォール、どちらの構造になっているかもチェックしておきましょう。
■シングルウォール
シングルウォールテントは生地1枚で構成されるテントで、主に登山用のテントに多いです。
メリットは、設営しやすくコンパクトに収まるという点です。反対に、結露しやすく前室がないというデメリットがあります。
■ダブルウォール
ダブルウォールテントは、先ほどのシングルウォールテントの上から、防水のシートを被せた二重構造のテントです。
メリットは、結露に強く、前室ができることで居住性が高い点でしょう。一方で、コンパクトさに欠け、設営の手間も増えます。
3.耐水性も要チェック。雨天時にも快適に!
テントの性能で、チェックしておきたいポイントが耐水圧です。
耐水圧のスペック次第で、雨天時のキャンプの快適性が大きく変わります。
雨の日でも快適にキャンプをするためには、最低でも耐水圧1500mm以上のテントを選びましょう。2000mmもあれば十分快適に過ごせます。
ただし耐水圧が高いと、生地の気密性も高くなるので通気性が悪くなり、テント内が蒸し暑くなったり結露しやすくなったりするので、注意しておきましょう。
次では、おすすめのソロテントを5種類、ご紹介します。