国民健康保険の保険料を実際に計算
一つの例として、東京都渋谷区の国民健康保険料をシミュレーションしてみます。
夫が会社員として働き、妻は夫の健康保険の扶養に入っていたという夫婦が、独立したため国民健康保険に加入すると想定します。
試算条件
世帯主について
- 年齢:40歳
- 給与収入:500万円
世帯員(妻)について
- 年齢:35歳
- 給与収入:100万円
試算結果
- 医療分:30万2195円
- 後期高齢者支援金分:10万2315円
- 介護分:9万868円
年間の合計保険料は49万5378円となります。月額にして4万1282円です。
会社員を辞めた場合、同時に厚生年金も脱退しているため、こちらに加えて国民年金も支払うこととなります。
ちなみに2021年度の国民年金保険料は1万6610円。2人合わせると3万3220円です。
国民健康保険料と合わせれば、夫婦で月額7万4502円となります。
昨年の収入が500万円と100万円であった夫婦にとって、確かに高く感じる金額かも知れません。