まとめにかえて
大学(学部)の進学率は年々上昇しており、2020年度の大学(学部)進学率は54.9%。大学だけでなく、短期大学(本科)や高等専門学校なども含めると進学率は83.8%になっていますから、5年、10年先はさらに高くなっているかもしれません。
経済的負担だけ考えれば親としてはできれば国公立に行ってほしいものですが、誰しも考えることは同じですから狭き門であり、そこを通るための塾費用などの負担は必要になるといえます。
どういう選択をするにしろ教育費が高額であることに変わりはありませんから、出来るだけ早い時期から貯めていくスタイルが、結局のところ一番の王道なのかもしれません。
参考資料
- 日本政策金融公庫「令和3年度教育費負担の実態調査結果」
- 文部科学省「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」
- 国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」
- 文部科学省「令和3年度学校基本調査(確定値)の公表について」
中野 令子