IPOはSBI証券が強い

次に米国株式の取扱銘柄数や投資信託の本数等を比べてみましょう。

出典:SBI証券と楽天証券のHP(2022年3月7日時点)を参考に筆者作成

米国株式、投資信託ともに本数はそこまで変わりがありません。

IPO実績は2021年でSBI証券が122社、楽天証券が74社と大きな違いがあります。SBI証券はIPOの取扱銘柄数NO1なので、IPOを検討している方にとっては魅力的でしょう。

つみたてNISAの本数はほぼ変わりがありませんが、iDeCoはSBI証券のほうが本数が多くなっています。ただ、楽天証券でも幅広い投資信託を取り扱っています。iDeCoを検討されている方は、自分が運用したい投資信託の取扱いがあるかどうかを事前に確認すると良いでしょう。

また、iDeCoには手数料がかかり、中でも「還付手数料」は2社で違いがあります。

還付手数料は、国民年金基金連合会と信託銀行に支払う金額が全社共通で「1488円」ですが、SBI証券はさらに660円を支払う必要があり「合計2148円」となります。こういった違いも確認しておくといいでしょう。