2018年1月からスタートしたつみたてNISAが500万口座を超えました。ネット記事やSNSなどで特集されることも増え、興味を持たれる人も増えているのではないでしょうか。

昔に比べて身近になった資産運用。老後の不安が高まる現代、運用の必要性をより感じるようになりました。つみたてNISAのような積立投資にしろ、株式投資にしろ、運用をはじめる際にはまず証券会社で口座開設をする必要があります。

魅力的な証券会社が多い中、今回はネット証券最大のSBI証券と楽天証券について、どちらが続けやすいのかを検証していきます。

株式の取引手数料は同程度

証券会社を選ぶ際、まず確認したいのが手数料です。投資は損するリスクを気にしてしまいますが、同じくらい手数料についても気にしたいところ。

取引をする方が多い国内株式と米国株式の手数料について、二社を比較しましょう。

出典:SBI証券と楽天証券のHP(2022年3月7日時点)を参考に筆者作成

手数料は変わりませんが、国内株式の場合、SBI証券は手数料の月間合計金額1.1%相当のポイントが、楽天証券は外国株式の取引も含めて原則1%のポイントが付与されます。

株式の売買を考えているのであれば、SBI証券の方がポイントが高いでしょう。

なお、国内株式のコースは他にSBI証券で「国内株式 アクティブプラン」、楽天証券で「いちにち定額コース」があります。こちらは1日に何回も取引する人向けで、二社とも100万円まで手数料0円です。