年金をいくらもらえるかは、老後の生活水準に大きな影響を与えます。
ただし、年金は人によって受給額が異なります。そのため、自分が他の人と比較して年金を多くもらえるのか、平均よりも受給額が少ないのか気になる人もいるかもしれません。
そこで本記事では、厚生年金+国民年金の「年齢別早見表」を紹介します。
現役時代の平均年収別にみた目安年金受給額も紹介するので、自分が平均と比較してどのくらい年金受給額に「差」があるのかを確認してみてください。
1. 日本の年金は「2階建て」!
最初に日本の年金制度について理解しましょう。
日本の年金は、働き方にかかわらず誰もが受け取れる「国民年金」と会社員や公務員の勤務経験がある人のみが受け取れる「厚生年金」の2階建てとなっています。
そのため、会社員や公務員経験がない自営業者や専業主婦は「国民年金のみしか受け取れない」一方で、会社員や公務員は「国民年金と厚生年金の両方をもらえる」ため、受給金額が多くなる傾向にあります。
また、厚生年金は現役時代の平均年収と勤務期間などによって受給額が決まるため、人によって受け取る金額に差が出ます。