新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。政府はまん延防止等重点措置を15都道府県で延長する方針だと発表しました。

私たちの価値観をも変えた新型コロナウイルス。コロナ禍の雇用や経済への影響を機に、働き方を変えたり、貯金を本格的に始めたりした方も多いでしょう。

しばしば貯蓄の目標となるのが1000万円です。1000万円の貯蓄があれば安心でき、ゆとりをもった生活ができそうですが、到達するのは難しいもの。

実際に会社員で貯蓄1000万円をクリアしている人はどれくらいいるのでしょうか。どれくらいの年代で達成しやすいのかもあわせて確認します。

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貯蓄1000万円を超えるのは40代

「収入-支出=貯金」が貯蓄の基本です。

一口に貯金といっても、実際には年代やライフステージにより貯められる金額は異なるもの。

たとえば若い世代は収入がまだ少ないことも多く、お子さんが生まれれば出費も多いですよね。逆に年代が上がれば収入も上がりますし、子どもが巣立てば教育費がかからず貯蓄スピードもアップします。

一つの参考として、総務省の「家計調査貯蓄・負債編2020年」によれば、勤労者世帯の貯蓄は平均で1378万円。年代別にも確認しましょう。

  • ~29歳:平均貯蓄額377万円/平均負債額693万円
  • 30~39歳:平均貯蓄額750万円/平均負債額1337万円
  • 40~49歳:平均貯蓄額1071万円/平均負債額1200万円
  • 50~59歳:平均貯蓄額1681万円/平均負債額692万円
  • 60~69歳:平均貯蓄額2094万円/平均負債額214万円
  • 70歳以上:平均貯蓄額1962万円/平均負債額138万円

貯蓄1000万円をクリアするのは40代から。

一方で、負債額のピークは30代。多くが住宅ローンと考えられます。

30代といえばお子さんが生まれたりマイホームを購入したりする方が多い一方で、女性は働き方をセーブする方もいます。出費が多い30代ですが、工夫して貯めていけば40代に貯蓄1000万円超えも目指せるでしょう。

会社員で貯蓄1000万円は何パーセント?

同調査によれば、勤労世帯の全3221世帯のうち、1000万円以上の貯蓄を有するのは1366世帯。つまり、全体の約41%が貯金1000万円を達成しています。

貯蓄から負債を引いた金額を「純貯蓄額」といいます。つまり、純貯蓄がほんとうの貯蓄であると言えます。

純貯蓄額が1000万円を超えているのは1008世帯なので、約30%といえるでしょう。

想像よりも多い印象を抱いた方もいるのではないでしょうか。ただいきなり1000万円という貯蓄ができるわけではありません。多くの場合、先ほどの年代別でも見た通り、40代以降の方が多いと考えられるでしょう。

ステップに分けてできる工夫からはじめよう

貯蓄1000万円は簡単に達成できるものではなく、やはりそれなりの工夫が必要になります。「今年は貯める」と決めても、いざ行動に移すとなると難しいところもあるでしょう。そういった場合には、自分がはじめやすいステップを整理することをおすすめします。

たとえば「一度手続きすればすぐはじめられる貯蓄法」として、固定費の見直しや先取り貯金、ポイ活があるでしょう。

固定費の見直しは手続きが面倒な印象がありますが、一度思い切ってやれば手続き後は支出を抑えることができます。先取り貯金は、給料日に自動的に積み立てていく自動積立定期預金が使いやすくて便利です。

次のステップとして、「じっくり調べて手続きすれば継続できる貯蓄法」として運用があります。運用にリスクはありますが、投資信託を毎月積み立てていく積立投資なら、投資時期・対象ともに分散してリスクをある程度抑えることができます。

しっかりとリスクを把握して投資対象を決めたら、先取り貯金の一部で運用をはじめるといいでしょう。

転職や副業といった収入を増やす方法もありますが、こちらは難しく時間もかかります。また食費の節約のようにガマンが必要な方法は、長続きしません。

確実に貯められる方法から自分がはじめやすいものにチャレンジし、40代で貯蓄1000万円を目指してみてはいかがでしょうか。

参考資料

LIMO編集部