株式市場では、常に多くの企業の株価が変動しています。

株価が大きく動いた時、その原因を調べると、今後の投資に活用できるヒントが得られることがあります。

今回は、商船三井(9104)を取り上げます。

商船三井の株価は上昇し、実に13年超ぶりの高値をつけました。

では、なぜその上昇が起こったのか、背景を解説していきます。

商船三井の株価が13年ぶりの高値まで上昇

商船三井の株価は、2022年3月1日の終値で9920円でした。

2021年12月30日(大納会)の終値である8540円と比べると16.2%の上昇となり、1年前の2021年3月1日の終値である3340円と比べると、2.6倍となります。

過去をさかのぼると、この現在の株価は2008年の夏以来、実に13年ぶりの高値となりました。