まとめにかえて

年金生活に入る前には、コストを抑えた暮らしにシフトするのが理想的だという意見もあります。

しかし、慣れた生活水準を下げるというのは簡単なことではありません。

総務省統計局「地域別の家計」によると、全世帯の1カ月あたり消費支出が1番多いのは神奈川県の34万6760円です。

神奈川県は厚生年金の受給額でも第1位を獲得していますが、毎月約34万円で生活していた人が約16.6万円の年金で生活しなければない状況になることも考えられます。

老後におおきく生活水準を下げることを強いられる前に、毎月少額からでも老後への備えをしておくと安心ですね。

参考資料

尾崎 絵実