厚生年金と国民年金。みんなは今いくら受給しているのか
厚生労働省の「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」からわかる事実
Kristina Holovach/shutterstock.com
いよいよ3月がスタートしました。「一月往ぬる二月逃げる三月去る」とは言いますが、新年からすでに2カ月が経過したことに、驚く方も多いのではないでしょうか。
新しい季節を前に、お金の目標を立ててみる方もいます。
よく貯蓄の目標とされるのが「老後資金2000万円」。しかし、実は人によって必要となるお金はばらばらです。
なぜなら、年金として受給する金額には個人差が存在するからです。
そこで今回は、厚生労働省の「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考にしながら、「本当の年金受給額事情」を紐解いてみます。
年金から必要となる老後資金の考え方についてもまとめてみました。
【関連記事】厚生年金や国民年金から「天引き」される税・保険料一覧。額面通りは受け取れない!
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。