『葬送のフリーレン』by山田鐘人(原作)・アベツカサ(作画)

『週刊少年サンデー』で連載中の作品。2022年2月現在、コミックスが全6巻発売されています。「マンガ大賞2021」の大賞、「第25回手塚治虫文化賞(2021年)」の新生賞など、数多くの賞を受賞しました。

冒険の終わりから始まる新たな旅

勇者一行が魔王を倒しパーティを解散したところから、物語は始まります。

主人公は魔法使いフリーレン。エルフ族である彼女は1000年生きるほど長命で、人間とは時間に対する感覚がちがっていました。

フリーレンはそれから50年後、仲間の勇者ヒンメルが死んでしまったとき、自分が彼のことをあまりに知らないことに気づき、思わず涙を流します。それから彼女は亡き勇者を想いながら、人間を知るための旅に出るのでした。

『葬送のフリーレン』見どころ

物語開始時点でラスボスの討伐が終わっているという、珍しいタイプの作品です。

人間について知ろうとする魔法使いフリーレンが、旅を通して価値観を新たにしていく姿が描かれます。派手さはありませんが、静かな雰囲気が心にしみる物語です。

回想シーンにたびたび登場するヒンメルの存在が印象的で、表情に出さなくともフリーレンが彼をとても大切に思っていたことが伝わってきます。