厚生年金「ひと月平均15万円以上」をもらえる男性は何パーセントか
年金定期便とは
tim link/shutterstock.com
毎月の給与明細を見ると税金や各種保険料が引かれていますが、その中に「厚生年金保険料」があります。ご自身の厚生年金保険料がどのくらい引かれているかご存知ですか。日本年金機構「厚生年金保険料額表(令和3年度版)」によると標準報酬月額により異なり、8052円~5万9475円と細かく決められています。
老後の資金準備をしていく上で、自身の年金がどのくらい貰えるか把握しなければ、目標金額も定まりません。是非一度確認してみてはいかがでしょうか。
高い厚生年金保険料を毎月払っていますが、本当に貰えるか不安に感じている方も多いと思います。
そこで今回は、「厚生年金でひと月に15万円以上貰える男性」に注目して、老後の資金準備のポイントなどもご紹介していきたいと思います。
【注目記事】「月30万円の不労所得」を作る4つの方法を元証券会社員が解説!
公的年金の仕組み
まずは簡単に、日本の年金制度をおさらいしましょう。国民年金と厚生年金の2階建てになっています。
1階部分は「国民年金」・2階部分は「厚生年金」
1階部分は、日本に住む20歳から60歳までのすべての人が加入する国民年金(老齢基礎年金)で20歳以上の国民は加入が義務とされています。そして2階部分は、会社員や公務員が上乗せして加入する厚生年金です。
年金保険料を納めることで、将来の年金を受け取ることができます。
厚生年金は報酬比例部分がありますので、現役時代の年収が大きく影響してくることになります。
執筆者
防衛大学校、デザイン専門学校卒業後、大手ハウスメーカーを経て、2012年プルデンシャル生命保険株式会社に入社。8年間、個人営業に携わり卓越した営業成績を残す。営業管理職として採用や部下の育成に尽力し、社内研修ではパネラーに選抜される。社外セミナー講師経験あり。表彰歴多数、2015年度MDRT会員。その後、株式会社GA technologiesに入社、不動産営業を経験後、現在は個人向け資産運用のサポート業務に従事。住宅購入のアドバイスから老後の生活設計まで、人生にかかるお金の相談を強みとしている。証券外務員1種を保有。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム 編集長室
編集者/コンビニ担当
中央大学法学部出身。在学中にThe University of Sheffieldに短期留学経験を積む。大学卒業後、東証プライム大手IT企業を経て、2013年からは厚生労働省の記者クラブにて、医療保険制度や介護・高齢者福祉などの社会保障を取り扱う専門紙の記者として約3年勤務。その後、GMOインターネットグループでは家電全般やハウツー情報などのwebメディアでの記事編集に携わり、月に数十本の記事を発信。SONYやパナソニックなど大手メーカーのカメラやスマートフォン、AV機器など最新家電などを中心に、ニュースやレビュー記事を発信した。
現在、金融と社会保障の分野では、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度に関する深い知識を提供。政策の変遷、年金受給資格の詳細、最新の貯蓄トレンドなどに焦点を当て、具体的かつ実用的な情報を読者に届けることを念頭に執筆。
読者がその知識を日常生活に活かし、より良い将来設計を行えるようサポートすることを目指しています。政府の施策から個人の資金管理に至るまで、幅広いトピックをカバーし、経済的リテラシーの向上に貢献しています。読者が賢明な判断を下し、日々の生活や将来設計に役立つ情報を提供している。
読者が直面するさまざまな金融問題に対する実践的な解決策を提供し、信頼性の高い情報源を基に記事を執筆。深い洞察と実用的なアドバイスを通じて、読者が賢明な資金計画を立てられるよう支援しています。
また、小売り分野では特に日本のコンビニエンスストア市場に焦点を当てた内容を執筆。セブン-イレブンやローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンストア100などのコンビニチェーンに焦点を当て、定期的に紹介。主要なコンビニチェーンに関する分析の新商品のレビュー、限定キャンペーンの情報、これらの店舗から登場する商品や、消費者の関心を引く限定キャンペーンについての記事を執筆している。
消費者がコンビニで購入すべき商品や注目すべきキャンペーンについて、実用的でタイムリーな情報を発信。小売市場の変動に迅速に対応し、読者に最新かつ正確な情報を届けることを心掛けている。
また読者に対し、日々の買い物に役立つだけでなく、消費者が市場のトレンドを把握し、賢明な消費選択を行うための知識を深めるサポートを目指している。読者が必要とする情報を提供し、コンビニ業界における最前線の動きを追い続けることで、信頼性の高い情報源になるべく記事を執筆している。(2024年5月14日更新)