女性こそ、老後の備えを
女性の平均寿命や国民年金の平均額を考えると、専業主婦の方が夫に内緒で貯金をするのもわかるでしょう。今は共働きの方が増えていますが、扶養内で働く人も多いもの。その場合、やはり将来の年金額が心もとなくなります。
まだ若い方にとっては、時間がある分、老後についてなんとかなるのではと思ってしまいがちです。今は60代以上で働かれる方も多いですが、段々と体力は衰え、病気になるリスクも上がるもの。時間があり、身動きの取りやすいうちから老後に備えることをおすすめします。
先輩たちの行動や考えを参考にしながら、貯金や節約、働き方、運用などで工夫をして、老後に備えていくといいでしょう。
参考資料
- SYMPLY「50代女性専業主婦の3割以上が夫に内緒にしている貯金が300万円以上あると回答【夫が知らない貯金に関するアンケート】」
- 株式会社ハルメク「【シニア世代の「夫婦関係と生活に関する意識調査」】50代~70代の夫婦関係の満足度は平均74.5%。特に60代・70代が高い傾向 夫婦円満の秘訣である感謝の言葉は、お互い「伝えているつもり」状態」
- 厚生労働省「健康寿命の令和元年値について」
- 厚生労働省「第6表 初婚夫妻の年齢差別にみた婚姻件数・構成割合の年次推移」
- 厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「遺族年金(受給要件・対象者・年金額)」
宮野 茉莉子