女性の国民年金の平均額や遺族年金は?
専業主婦の場合、老後に受給する年金は「国民年金」になります。厚生労働省の「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、女性の国民年金の平均月額は「5万4112円」。月5万円と少しでは、生活はかなり厳しいですよね。
夫が亡くなった場合、遺族年金が受け取れるかは夫が加入していた年金により異なります。
夫が国民年金のみだった場合、遺族基礎年金は18歳到達年度の3月31日まで(もしくは20歳未満で障害年金の障害等級1級または2級の状態にある方)の子どもがいないと受給できません。
夫が厚生年金にも加入していた場合は、子どもがいなくても受給できます。受給額は夫の受給していた老齢厚生年金(報酬比例部分)の4分の3(※諸条件あり)。ただし、老齢基礎年金は支給の対象外です。夫の現役時代の収入や厚生年金の加入期間によって受給できる金額は異なるため、個人差は大きいでしょう。
他に、人によっては中高齢寡婦加算や経過的寡婦加算に当てはまる場合もあります。とはいえ、不安を抱える人は多いでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)