厚生年金の月平均受給額で愛媛県と全国平均の差はいくらか

では、愛媛県と全国平均の差はどれくらいなのでしょうか。

東京都が一番多いと考えた方も多いのではないでしょうか。

実際に数字を見ながら比べてみましょう。

厚生年金の月平均受給額の東京都と全国平均の差額

それぞれの厚生年金の月平均受給額は以下の通りです。

  • 愛媛県:13万4836円
  • 全国平均:14万6145円

差額でみると、愛媛県が1万1309円少なくなっています。

厚生年金の月平均受給額の愛媛県と全国平均の差は何パーセントか

では、どれくらいの開きがあるのでしょうか。今度は、パーセンテージで見てみましょう。

以下のように計算してみましょう。

愛媛県の厚生年金保険の平均年金月額÷全国平均の厚生年金保険の平均年金月額

(13万4836円÷14万6145円-1)×100=▲8%

ということで8%の開きがあります。

出所:厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」

なぜこのように差が開くのかというと、厚生年金は過去のお仕事の仕方が影響するためです。会社員であれば厚生年金に入りますし、自営業であれば国民年金ということになります。

したがって、都民や府民、県民、道民の方の過去の仕事とその構成が影響するということであって、都道府県ごとに年金額が異なるというわけではありません。