注目集めた金融庁発の「老後2000万円問題」とは一体何だったのか
お金については、入ってくる方(いわゆるインフロー)と出ていく方(いわゆるアウトフロー)の両面で考える必要があります。
老後に入ってくるお金の中心といえばほとんどの方にとっては「年金」です。その年金収入も、厚生年金か国民年金かで異なりますし、過去の働き方によって金額も大きく異なってきます。
一方、出ていくお金といえば生活費ですが、食費や光熱費、通信費といったものが多くを占めるでしょう。老後も賃貸という方は住居費用も負担となっているはずです。
また、都道府県ごとで、食費や住居費用も当然異なってくるでしょう。都心では高くなり地方では安くなるのが当然です。
こうして考えると、私たちのマネープランを考える際に、地域性は当然考慮しなくてはなりません。
しかし、全国平均値ではそうした重要な点が無視されがちです。
今回は、月平均年金受給額について都道府県別に厚生年金がどれくらい違っているのかを見ていきましょう。
また、最後には、厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部にて都道府県と全国平均の差額や何%違うかを独自に算出した結果もあるので合わせてご活用下さい。
著者
マネー編集部年金班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、地方自治体の公務員や生命保険会社等の金融機関にて勤務経験が豊富な編集者が中心となり、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度などをテーマに、丁寧で読者にとってわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部年金班に所属する編集者は日本生命保険相互会社出身の村岸理美、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等のファイナンシャルアドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍しており、豊富な金融知識をもとにした記事に定評があります。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月8日)