貯蓄1000万円を叶えるには

40代から貯蓄平均が1000万円以上になりましたが、1000万円を貯めるには日々の積み重ねが大切です。毎月の積み立てや日々の節約、ボーナスなどでコツコツと貯めていくことになります。

「先取り貯金」のように毎月給料日に一定額を積み立てる方法は、しっかり貯蓄をするためにも有効です。まずは財形貯蓄や自動積立定期預金などを利用して、「毎月きちんと貯まる仕組み作り」をするのが基本でしょう。

先取り貯金は貯金のみだけでなく、つみたてNISAのように運用を取り入れることも可能です。

つみたてNISAは自分で投資信託などから金融商品を選んで、毎月一定額を積み立てていくもの。通常、運用益に20.315%かかる税金が毎年40万円まで、最長で20年間非課税になります(非課税枠は最大800万円)。

たとえば「毎月3万円・年率3%・20年間」で運用できた場合、「約984万円(元本720万円)」になります。貯金の一部に取り入れるとうまく活用できそうですね。

ただし、運用なのでリスクはあります。リスクを把握して、ご自身が納得できる投資先を選びましょう。

同じコツコツ貯めるのでも、さまざまな手段があります。時間のある時に情報収集をして、ご家庭に合った方法を選んでみてくださいね。

参考資料

宮野 茉莉子