ぷっくりとした愛らしい姿がかわいい多肉植物。寒さが厳しい時期は管理に少しを気をつける必要があります。

多肉植物には生育型があり、それぞれ生長する時期と休眠する時期が異なります。

今回は冬型の多肉植物の特徴や種類、育て方を解説します。上手に冬を乗りきりましょう。

冬型の多肉植物の特徴とは?

多肉植物は生育期ごとに、春秋型・夏型・冬型に分けられます。

冬型の多肉植物は10~12月・3~4月が生長期で、5~20度までの気温の時によく生育します。春秋は生育が緩慢になり、25度以上の高温は苦手なため夏は休眠期に入ります。

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冬型の多肉植物は冬が生長期とはいえ、寒さに強いというわけではありません。冬型に限らず、多くの多肉植物は0度を下回る気温では生育が難しく、霜や低温で枯れてしまうこともあります。

冬型の多肉植物が最も旺盛に生育するのは5~25度の環境下です。比較的涼しい気候で育つ性質の多肉植物と考えておくとよいでしょう。

厳寒期に屋外に放置すると凍傷を起こして枯れる原因になります。厳寒期は室内で管理するか、屋外に置くとしても夜間は発泡スチロールなどの箱に入れ、寒さから守る対策が必要でしょう。

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冬型の多肉植物の種類

それでは、冬型の多肉植物のなかで代表的な品種を紹介します。