国家公務員の退職金、平均支給額は?
内閣官房の「退職手当の支給状況(令和二年版)」から、国家公務員の退職金について平均支給額を確認します。
常勤職員
- 受給者数:2万9641人
- 平均支給額:1023万9000円
常勤職員のうち「行政職俸給表(一)適用者」
- 受給者数:7140人
- 平均支給額:1507万4000円
常勤職員とはフルタイムで勤務する公務員のこと。そのうちの「行政職俸給表(一)適用者」とは、一般行政事務を行っている職員です。
2019年には老後、年金以外に2000万円が必要と言われました。平均支給額で見ると2000万円には届きませんね。
よりくわしく退職理由ごとに平均支給額を確認しましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。