お世話がカンタンな観葉植物として、人気のエアプランツ。土がない環境でも生育するので、置くだけで自然を感じられる手軽さが嬉しいですね。
とはいえ、エアプランツも植物です。間違った方法で育てると枯れてしまうこともあります。
今回はエアプランツの性質や育て方、オススメ品種を紹介します。
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エアプランツとは?
- パイナップル科チランジア属
- 多年草
- 原産:北アフリカ南部~南米
- 草丈:10~100センチ
- 参考価格:1000~3000円程度(20センチ前後)
エアプランツはチランジアが学名で、園芸分類上は観葉植物になります。土に植わっていない状態でも育つ植物として知られ、樹木に絡まったり、岩に着生して育つ着生植物です。
そのため、エアプランツの根は水分を吸収する役割ではあまり発達しておらず、水分は葉などから吸収します。したがって全く水を必要としないわけではありません。
エアプランツの葉の表面にはトリコームと呼ばれる白く細かな繊毛が付いていて、ここから空気中の水分を吸収します。繊毛が多く葉が銀色に見える種は銀葉種、少ない種は緑葉種と呼ばれています。
棚やテーブルに置くだけで、野生味あふれる飾り方になるのは南米原産ならでは。吊り下げて飾れるエアプランツはさまざまなテイストの部屋をおしゃれに演出してくれるでしょう。