60代の貯蓄額は何で決まるのか
「60代で貯蓄2000万~4000万円」は23.8%であることがわかりました。2000万円以上に広げると、42.8%の世帯がクリアできています。
これらの貯蓄は、どのように築いてこられたのでしょうか。単純に親からの相続や退職金だけで決まるわけではありません。
現役時代のうちから、いかに「自分ごと」として貯蓄をできていたかで明暗が分かれたとも言えるでしょう。
もちろん居住地や子どもの有無で、貯蓄ペースは大きく変わります。目の前の生活で精一杯という家庭では、なかなか老後資金にまで手が回らないのが実情でしょう。
しかし、教育費や住宅ローンの返済から解放されたとき、「定年退職が目前」というケースも多々あります。
こうした事態を避けるためには、少しでも早くに準備することが明暗を分けるでしょう。