40代までは貯蓄より負債の多い家庭が多い
30代以上の方がお金に関する後悔を語る理由の参考となる資料として、総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2020年(令和2年)平均結果―(二人以上の世帯)」より、年齢階級別の貯蓄と負債をご紹介します。
上記をみると分かるように、二人以上の世帯では「40歳未満」「40~49歳」ともに貯蓄よりも負債のほうが大きくなります。これは住宅ローンによる負債が影響しているためと考えられます。
結婚するとマイホームを購入する方も増えます。お子さんが生まれれば生活費が上がるだけでなく、教育費への備えも必要でしょう。あわせて現代では、同時並行で老後資金を準備する必要もあります。
そのような現実を前に、「できるだけ早いうちから投資をはじめればよかった」と思うのでしょう。