1位の投資は意外? 実は熟年夫婦も後悔している
20代の後悔ランキング1位が投資というのは、意外な面もあるかもしれません。実は熟年夫婦も、同じように投資に対して後悔しているようです。
少し前の統計になりますが、松井証券が全国の結婚3年以内の20~30代男女400名(以下、若年夫婦)、結婚30年以上の50~60代男女400名合計800名(以下、熟年夫婦)を対象に行った「夫婦の家計管理事情に関する調査」より、「あなたが、若いうちからやっておけばよかったと後悔することをすべて教えてください」という質問に対する回答を確認しましょう(2020年6月30日公表)。
熟年夫婦「やっておけばよかった後悔」
- 1位:資産形成・資産運用(37.6%)
- 2位:定期的な運動(26.0%)
- 3位:後悔したものはない(24.7%)
- 4位:旅行(19.9%)
- 5位:親孝行(18.7%)
※松井証券株式会社調べ
50~60代の熟年夫婦が後悔しているのも、1位は「資産形成・資産運用」でした。
では、熟年夫婦はどのタイミングから資産形成・資産運用をはじめればよかったのかというと、独身時代(50.8%)結婚時(31.6%)とおよそ8割が独身~結婚時と答えています。
結婚してお子さんが生まれた場合、じっくりマネープランを考えたり、運用について情報収集したり、リスクを調べたりする時間をとるのは難しいでしょう。
また、若い世代だからこそとれるリスクや、投資にかけられる時間の多さもあります。