ドライインウォーター法

花を1~5センチほどの高さの少量の水に生けたまま自然乾燥させてドライフラワーを作る、ドライインウォーター法。室内の風通しのよい場所に置いて行います。

花の水分を少しずつ蒸発させてだんだんドライにしていく方法です。花を逆さにしなくてもよいので、丸い形やふんわり感をそのまま残したいときに適しています。

メリット
花瓶に入れたままドライフラワーにできるのが1つのメリットです。花を長く花瓶で観賞したい人にはおすすめ。

デメリット
完成までに1~2週間と時間がかかるので、色が悪くなることも。また、花首が垂れ下がった形になりやすいので、難易度が高い方法です。

シリカゲル法

花を花首下2センチほどでカットし、乾燥材シリカゲルを敷いたタッパーや瓶などの容器に置き、さらに上からシリカゲルをかけて埋めることで花の水分を乾燥させます。1週間ほどで完成です。

立体的な花よりも、ビオラやクレマチスなど平面的な造形の花やカスミソウなどの小さな花に向いています。

どうしても茎を切る必要があるため、ハーバリウムやキャンドル、アクセサリーなどに使うドライフラワーを作るときはシリカゲル法です。

Mark Brandon/Shutterstock.com

メリット
花の色が綺麗に残りやすいことが最大のメリットです。平面的な造形な花の場合は、形も崩れずに仕上がります。

デメリット
花びらの多い立体的な花などの場合は、どうしても形が崩れてしまいます。また、大量のシリカゲルを使用するためコストがかかるのも難点。