千日紅
千日紅は花に含まれる水分量が少なく、生花のときとほぼ変わらない状態でドライにすることができます。白やピンクを始め、赤やオレンジなどさまざまな色があるのも魅力。初心者にもオススメです。
アジサイ
毎年新品種が作出されるアジサイも、ドライフラワーに人気の花。ドライにしても形崩れしにくく、ふんわりと丸いフォルムが楽しめます。
ドライフラワーにするときは日光に要注意。花色をきれいに残すには風通しがよく暗めの場所で作るのがポイント。ハンギング法でも作れますが、ドライインウォーター法がおすすめです。
ドライフラワーの飾り方
ドライフラワーは生花を生けるようにそのまま飾るだけでもおしゃれ。アイアン素材やウッド素材、陶器やブリキ缶に入れて飾るなど、生花ではできない楽しみ方ができるのも大きな魅力です。
ドライフラワーの飾り方はアイデア次第で無限大。スワッグやブーケ、リースやキャンドル、ハーバリウムなどが定番のアレンジです。
スワッグやリースはドライにしたもので作る方法もありますが、ドライになる花材を使って生花の状態で制作し、生花からドライになる過程を味わうという楽しみ方も人気です。
作り方を紹介する動画なども多いので、参考にしながら色々な飾り方に挑戦してみましょう。
ドライフラワーは飾ったあとはお手入れも大切。湿気のあまりない、風通しのよいところで管理するようにします。直射日光も避けましょう。
また、花が乾燥しているためホコリをよせつけやすくなります。柔らかい羽ブラシなどでホコリを払ってあげるとカビや虫害からも守ることができますよ。
まとめにかえて
ドライフラワーのおもしろいところは、生花とは違った新たな魅力が発見できるところにあります。
一見するとドライフラワーに向かないような花でも、ドライにしてみることで思わぬ発見があることも少なくありません。
花のある暮らしにドライフラワーを取り入れて、お花をもっと楽しみましょう。
大城 望