新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大により、1都12県への蔓延(まんえん)防止等重点措置の追加適用が決まったと報じられました。コロナ禍も3年目となり、まだ先の見えない状況が続きますね。

全国結婚相談事業者連盟(TMS)が2021年11月25日~12月26日 、20~50代以上の男女1464人(男性899人・女性564人 )に行った「コロナ前後での恋愛・結婚活動に変化」によると、コロナで結婚したい気持ちが高まった方は約3割です (2022年1月13日公表)。

今回はコロナ禍において、女性が結婚相手の条件に求めるものを掘り下げていきましょう。

コロナ禍における「女性の結婚相手に求める条件」の変化

同調査より、まずは、コロナ前に重視していた条件とコロナ後に重視するようになった条件の変化を見てみましょう。

出典:全国結婚相談事業者連盟(TMS)(https://www.nakoudonet.com/)」(2022年1月13日公表)

コロナ前の1位は「安定した収入・職業である」でした。一昔前は三高(高収入・高学歴・高身長)ともいわれましたが、コロナ前でも男性の収入や職業を気にする女性が最も多かったようですね。

一方でコロナ後は、「一緒に過ごす時間の居心地の良さ」が1位になっています。家にいる時間が増えて仲良くなった夫婦もいれば、コロナ離婚という言葉が流行したように夫婦仲が悪くなったご家庭もあるでしょう。一生をともに過ごすことを考えると、改めて居心地の良さを重視する大切さを感じたのかもしれませんね。

「安定した収入・職業である」は2位ですが、ポイント数はそこまで変化がなかったため、引き続き重視する人が多いようです。

3位の「健康である」はコロナ禍ゆえに上昇したと言えそうです。その他の変化をくわしく見てみましょう。

出典:全国結婚相談事業者連盟(TMS)(https://www.nakoudonet.com/)」(2022年1月13日公表)

上記を見ても分かる通り、大きな変化が見られたのは「一緒に過ごす時間の居心地の良さ」と「健康である」でした。