理想の年収は「600万以上 800万円未満」

先ほどの調査では、安定した収入や職業であることは2位に転落したものの、ポイント数はそこまで変化せず求める女性が多いことが分かりました。

では、具体的に結婚相手に求める年収はいくらでしょうか。

一般社団法人 日本リレーションシップ協会が2021年12月1日に全国の25歳以上 50歳未満の女性414人を対象に行った「結婚相手に求める条件とパートナーの年収」によれば、未婚女性のパートナーの理想年収は「600万以上 800万円未満」でした(2021年12月21日公表)。詳細を確認しましょう。

出典:「一般社団法人 日本リレーションシップ協会 調べ」(2021年12月21日公表)

未婚の女性の理想は「600万円以上800万円未満」が最多で28.6%ですね。

上記には既婚者のパートナーの現在の年収もあります。既婚者では「400万円以上600万円未満」が最多で28.9%となりました。

一つの参考として、国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」より、年齢階層別の平均給与を見てみましょう。

出典:国税庁 「令和2年分 民間給与実態統計調査」

上記を見ると、一般的に結婚適齢期と考えられる男性の平均給与は20~24歳で277万円、25~29歳で393万円、30~34歳で458万円、35~39歳で518万円でした。

全体の平均給与は433万円なので、既婚者のパートナーに近いでしょう。ただし上記は既婚・未婚者両方を含む点で注意が必要です。