「定年後の生活」具体的にどう予想する?
では、具体的にどのように予想すればいいのでしょうか。退職後はなんとなく生活水準が落とせそうに思うかもしれませんが、以外に増える出費もあります。考えられる項目を見ていきましょう。
定年退職後に増えそうな支出の例
- 健康保険料
- 水道光熱費
- 近所付き合いや友人との交際費
- 趣味や生きがいの費用
家にいる時間が長くなると、水道光熱費が思った以上に高くなります。また先ほど住民税について触れましたが、定年退職後は健康保険の切り替えにともない、保険料の負担も高まります。会社の保険に任意継続することもできますが、これまで事業主に折半してもらっていた分を負担するため、単純に2倍になるでしょう。
現役時代に働いた分、「趣味や生きがい」に時間をかけたいと思う方もいると思います。「老後の不安」を払拭するだけでなく、「お楽しみのための貯蓄」も考えておく方が、老後は豊かに過ごせそうですね。
上記を参考に、今の生活費から上下しそうな項目、さらには平均の収支データも参考にしながら、退職後の生活を考えてみることが大切です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)