「定年後の生活」具体的にどう予想する?
では、具体的にどのように予想すればいいのでしょうか。退職後はなんとなく生活水準が落とせそうに思うかもしれませんが、以外に増える出費もあります。考えられる項目を見ていきましょう。
定年退職後に増えそうな支出の例
- 健康保険料
- 水道光熱費
- 近所付き合いや友人との交際費
- 趣味や生きがいの費用
家にいる時間が長くなると、水道光熱費が思った以上に高くなります。また先ほど住民税について触れましたが、定年退職後は健康保険の切り替えにともない、保険料の負担も高まります。会社の保険に任意継続することもできますが、これまで事業主に折半してもらっていた分を負担するため、単純に2倍になるでしょう。
現役時代に働いた分、「趣味や生きがい」に時間をかけたいと思う方もいると思います。「老後の不安」を払拭するだけでなく、「お楽しみのための貯蓄」も考えておく方が、老後は豊かに過ごせそうですね。
上記を参考に、今の生活費から上下しそうな項目、さらには平均の収支データも参考にしながら、退職後の生活を考えてみることが大切です。