パンジー・ビオラの育て方

パンジーとビオラは日当たりや風通しのよい場所、水はけのよい土壌で育てると元気に花を咲かせます。日当たりが足りないと徒長したり、株が弱って害虫の被害に遭いやすくなるので気をつけましょう。

土は市販の草花用培養土を使用すると、自分で配合する手間がなくオススメです。

水やりは土の表面が乾いたらたっぷりとあげるようにします。肥料は花が咲き始めたら定期的に施肥するようにしましょう。花つきがよくなります。

また咲き終わった花、花がらは気づいたら取り除くようにしましょう。咲き終わった花を摘むことで、これから咲く花に栄養分を回すことができ、キレイな花を長く楽しめるようになります。

育て方のコツ

苗の植え付けは11月下旬〜2月に行います。冬に育て始める場合は苗を買って植え付けるほうが手軽で確実です。よく晴れた暖かい日が植え付けに適した日です。

植え付けの際には土をポット苗に植っているときと同じくらいの深さまで掘って植え付けをしましょう。

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冬の寒い日の水やりは注意が必要です。水やりを夜間におこなうと、夜中や明け方の寒さで土が凍ってしまうことがあります。凍結すると根が傷む原因となるので、冬は暖かい日の午前中に水やりをするようにしましょう。

また、冬は春と比べると土が乾くまでの時間が遅くなります。土の状態を確認してから水をやることも大切なポイントです。

冬は花の咲き方が秋や春と比べると遅くなることがありますが、基本的には心配しなくて大丈夫です。パンジーとビオラは春に生長が活発になります。春にたくさん花を咲かせるのを気長に待ちましょう。