景気が良いと雇用が増えて失業率が下がる
景気という統計はありませんが、一般に物(財およびサービス、以下同様)が良く売れる時には景気が良いと言われます。そして、景気が良い時には失業率も低い場合が多いのです。
景気が良い時には物が売れるので企業は儲かり、生産量を増やすので多くの労働者を雇い、その結果として失業率が下がる、といった事が起きる場合が多いので、利益や生産量や失業率などを総合的に判断して景気が良いとか悪いとかいう話をするわけです。
失業率が高い時には景気対策が採られるわけですが、それは景気が良くなれば失業率が下がると期待できるからなのです。景気対策を失業対策と呼ぶ場合があるのも、こうした理由なのですね。