配当株投資のメリットとデメリット
配当は、必ずしも安定しないけれども、上場企業の中には増配を継続している企業もあります。
FIRE(Financial Independence, Retire Early)ムーブメントが話題ですが、毎月、投資からの収益を手にしようと思うと、インデックファンドの投資では投資した一部を解約するということが必要となります。
一方、配当株において、決算期が異なる銘柄で、1月から12月まで毎月配当金を手にできるようにポートフォリオを組めば、FIREを実現することも可能です。
投資金額がそれなりにあれば配当で毎月の生活資金もまかなえるということになれば、FIREです。これは配当株の活用法としてはメリットといえるでしょう。
一方、デメリットとしては、これまでも触れてきたように、配当は業績次第というのが大前提で、決して安定したものではありません。
この点は、配当株投資をする際には留意しておくべきでしょう。
参考資料
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。