配当株投資のメリットとデメリット
配当は、必ずしも安定しないけれども、上場企業の中には増配を継続している企業もあります。
FIRE(Financial Independence, Retire Early)ムーブメントが話題ですが、毎月、投資からの収益を手にしようと思うと、インデックファンドの投資では投資した一部を解約するということが必要となります。
一方、配当株において、決算期が異なる銘柄で、1月から12月まで毎月配当金を手にできるようにポートフォリオを組めば、FIREを実現することも可能です。
投資金額がそれなりにあれば配当で毎月の生活資金もまかなえるということになれば、FIREです。これは配当株の活用法としてはメリットといえるでしょう。
一方、デメリットとしては、これまでも触れてきたように、配当は業績次第というのが大前提で、決して安定したものではありません。
この点は、配当株投資をする際には留意しておくべきでしょう。
参考資料
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。