2022年1月10日は成人の日。新型コロナウイルスの感染拡大は心配ですが、一生に一度の成人式を楽しみにしている方も多いでしょう。
ソニー損害保険株式会社が2021年11月19日~11月29日に新成人(2001年4月2日~2002年4月1日生まれ)1000名に行った「2022年新成人のカーライフ意識調査」によると、運転免許保有率は57.2%でした(2022年1月5日公表)。
「若者の車離れ」といわれる現代。その一因として「お金」も関係しているでしょう。今回は新成人が車の保有に対して感じているお金事情について確認していきましょう。
カーライフに必要な手取りや月にかけられる金額は?
新成人がカーライフを送るために必要だと感じている手取り月収は平均24.0万円です。その結果の詳細を確認しましょう。
月に「16万円〜20万円」(27.8%)必要だと感じている人が最も多く、次に「26万円〜30万円」(18.2%)でした。
新成人が車にかけられる平均額はというと、ひと月「1万5910円」。車種や利用頻度、住んでいる地域により異なりますが、ガソリン代や駐車場代、任意保険料などを考えると1万円を超える方もいるでしょう。
一般的な車の維持費について、一般社団法人 日本自動車工業会の「2019年度乗用車市場動向調査」より確認してみましょう。
今回は全体の金額と、特に新成人の方で車を利用するケースが多いと考えられる地方圏のなかでも大都市の金額をみていきます。
2019年・年間維持費【四輪自動車保有層】
全体(地方圏・大都市)
- ~10万円:8%(7%)
- ~20万円:26%(24%)
- ~30万円:26%(30%)
- ~40万円:14%(14%)
- ~50万円:13%(12%)
- それ以上:14%(14%)
全体では年間で「~20万円」「~30万円」かかる人が多く、地方圏・大都市では「~30万円」が最も多い結果となりました。車は購入費用だけでなく、維持費の負担も大きいですね。