現役世代の働き方で「老後の年金額」は、どこまで差が開く?
厚生労働省年金局数理課「公的年金受給者に関する分析(平成29年12月調査)」を参照に、さっそくみていきましょう。
【現役時代の経歴類型別 平均年金月額(65歳以上)】
65歳以上計:12.3万円
- 正社員中心:16.6万円
- 常勤パート中心:9.0万円
- アルバイト中心:8.1万円
- 自営業中心:8.2万円
- 仕事をしていない期間中心:9.1万円
- 中間的な経歴:9.2万円
※正社員中心:20歳~60歳迄の40年間のうち20年超正社員
※「中間的な経歴」とはいずれの職業も20年以下であったもの
【現役時代の経歴類型別 平均収入月額(65歳以上)】
65歳以上計:18.5万円
- 正社員中心:25.2万円
- 常勤パート中心:12.7万円
- アルバイト中心:10.9万円
- 自営業中心:17.4万円
- 仕事をしていない期間中心:10.8万円
- 中間的な経歴:11.4万円
※正社員中心:20歳~60歳迄の40年間のうち20年超正社員
※「中間的な経歴」とはいずれの職業も20年以下であったもの
「アルバイト中心」だった場合と、「正社員中心」の場合を比べると、受給額に2倍以上の差がありますね。
次は、各経歴ごとの受給額分布についても見ていきます。