「時間」を味方につけて、複利のメリットを最大限に活かす!

公的年金だけを頼りにして「ゆとりある・安心した」暮らしを送ることができる世帯はごく少数派といってよいでしょう。

そこで必要となるのが、老後資金を自分で準備する心構えですね。場合によっては数千万円単位のお金が出ていくセカンドライフ。長寿時代への備えは効率よく進めていきたいものです。

超低金利が続くいま、銀行などの預貯金だけでは資産を大きく育てることは難しいですね。預貯金と並行して、資産運用でお金にも働いてもらう視点も有効といえるでしょう。

そこでポイントとなるのが、「複利と時間」です。

複利は「利息に利息がつく」「雪だるま式に資産を増やす」などと例えられます。運用期間が長ければ長いほど、資産は大きく育ちます。

例えば、「毎月3万円」の積立投資を30年間、年率6%複利で運用できた場合を考えます。積立総額の1080万円を、3000万円以上にまで増やすことができます。

20年~30年の長期運用を心がけ、複利のメリットを最大限に引き出せたら理想的ですね。「時間」は資産運用の強い味方です。

この「自助努力」こそが、私達の明るい「金」を生み出すことになるでしょう。

参考資料