契約者に不利益となる「お付き合い」とは
結論として、「担当者の提案力・サービス精神の不足」が不利益な保険加入に繋がります。自己都合で契約を迫る、不十分なアフターフォロー等が当てはまります。
もしスキルの低い担当者に「お付き合い」すると、4つのデメリットが発生します。
保障内容や保険料がニーズに合わない
保障内容がよく分からないまま、頼み込まれて仕方なく保険に加入するのは大きなリスクに繋がります。
例えば、公的医療保険制度でまかなえない部分だけ備えたいと考える30歳の男性が、知人から保障内容が充実した保険(月払1万円)の加入を頼まれたとしましょう。
もし男性が30年後も病気やケガをしなかった場合、360万円のお金が貯蓄や投資に回ることなく消えてしまいます。
何度も加入を迫られる
一度「お付き合い」で保険に加入すると、同じ担当者から次々加入を迫られることも。
場合によっては契約者だけでなく、その家族や友人にも声をかけてほしいと頼まれます。このパターンに陥って契約者の人間関係が悪化するケースも少なくありません。
解約がしにくい
担当者との関係性にもよりますが、気軽に解約したいと言い出せなくなる場合もあります。
その結果、長い期間の引き落としで数百万のお金が流れてしまうのです。
アフターフォローが不十分
保険は契約後も、ライフスタイルの変化に合わせてカスタマイズしていく必要があります。
しかし中には、定期的な訪問や見直しの提案をせず、「契約しっぱなし」にする担当者もいます。
現在のライフスタイルに合わない保険を持ち続けるのは、契約者にとって大きな損害です。