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松・竹と並び正月花の定番になっている梅。松・竹・梅の3つを総称して「歳寒三友」または「厳寒三友」と呼びます。

花言葉は「高貴」「高潔」「忍耐」。梅はまだ寒さの残る2月~3月に、ほかの花に先駆けて咲く花です。そこで寒さに負けず健気に咲く姿から梅を希望の花ととらえ、「出世」「開運」の象徴として幸運を祈って飾られます。

ほのかに漂う香りがすばらしく、正月にお客様をお迎えする花としておすすめです。

※参考価格:3000~4000円前後(枝もの複数本、100センチ前後)

ロウバイ

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梅よりも早く咲き始めて春を告げてくれるロウバイ。花びらに光沢があり、まるでロウで作られた梅の花のように見えることからこの名前が付きました。

花言葉は「慈しみ」「ゆかしさ」「先導」「先見」。ロウバイの花は優しい黄色で、赤と同様に黄色も金運をもたらす色として縁起がよい色です。

香りが強く一枝飾るだけで部屋中に甘い香りが漂うので、正月の花として愛されています。

※参考価格:2000~3000円前後(枝もの複数本、100センチ前後)

まとめにかえて 

正月の花について深掘りしていくと、昔から人々が特別な思いを込めて正月の準備をし、新年を迎えていたかがよくわかります。

現代では生活が多様化され、正月の迎え方もいろいろと変化してきました。伝統や習慣にとらわれず、自分なりに気持ちを込めて花を飾り、晴れやかなよい新年を迎えましょう。

LIMO編集部