ナンテン

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「難を転じる」という言葉に由来した名前を持つナンテン。花言葉は「よき家庭」「福をなす」「私の愛は増すばかり」「機知に富む」です。江戸時代の頃から厄除けの木ということで庭に植えられてきました。

正月の花として1年を無病息災で過ごせるように願いを込めて飾りましょう。

赤い実が一般的ですが、白い実をつける「白南天」という品種もあります。2色飾れば紅白でますますおめでたい雰囲気になり、正月にピッタリです。

※参考価格:300円前後(1本あたり)

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原産地の中国では邪気をはらい長寿をもたらす花とされている菊。

花言葉は「高貴」「高潔」「高尚」です。平安時代の宮中では9月9日の「重陽の節句」に、菊を観賞しながら菊酒を飲んで長寿を祈願する習慣がありました。

また高貴な花として天皇や皇室の御紋にも使われています。ただ、菊は仏事の供花というイメージが強く、正月には不向きと思われがちです。

そこで正月に飾る場合は西洋菊のマムがおすすめ。カラフルでかわいい品種が多いので、華やかさをアップしてくれるでしょう。

※参考価格:200~300円前後(1本あたり)