冬至に「ユズ湯」に入るのはなぜ?

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  • ミカン科ミカン属
  • 常緑小高木
  • 日本の主な生産地:高知県、徳島県、愛媛県
  • 参考価格:2年生苗で2000~3000円程度

今の時期、ユズは食用として野菜売り場に並んでいる食材です。お正月料理や鍋物、薬味として冬の食卓には欠かせません。

冬至にはユズ湯に入るのが日本の習慣として知られていますが、ユズ湯が流行し出したのは江戸時代から。

「冬至にユズ湯に入ると風邪をひかぬ」と言い伝えられているほど、健康への特別な願いがユズ湯に込められています。

実際にユズ湯には血流を良くして冷え性や腰痛を和らげる効果や、冬に起こりがちなあかぎれやヒビを改善する効果も期待できます。

ユズの果皮にはクエン酸やビタミンCが豊富に含まれています。特に果皮のビタミンC含有量は果汁の約4倍。ユズをまるごと、お風呂に入れる理由もわかりますね。

リラックス効果のある、さわやかで甘酸っぱい香りの広がる湯船につかれば、たまった疲れも癒やされそうです。

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