「かけこみふるさと納税」成功のポイントは?
2021年年末の駆け込みふるさと納税を成功させるためには、いくつかのポイントがあります。それぞれ確認していきましょう。
1.寄附できる限度額の確認する
ふるさと納税は、年間の収入によって寄附できる上限額が決まっています。ふるさと納税の専用サイトなどで、まずは自分の上限額を確認してみましょう。
今年すでにふるさと納税をおこなった方でも、まだ寄附できるお金が残っている可能性があります。ふるさと納税は1000円からと少額からでも行うことができるので、限度額上限まで使い切りましょう。
2.高額寄附や日用品で効率よく寄附を行う
ふるさと納税の返礼品の種類は豊富で、どの地域に寄附をしようか迷ってしまう方も多いかもしれません。駆け込みふるさと納税の場合、12月31日までアレコレ商品を選んでいると、寄附金上限までお金を使い切れなかったということになる可能性もあります。
まだ寄附金が余っている方の場合、少額寄附をたくさん行うよりも、高額寄附で一気に申込をしてしまう方が効率よく手続きを行うことができます。ロボット掃除機やパソコンなど、電化製品は寄附金額が高めに設定されています。
また、毎日使う日用品でふるさと納税を活用するのもおすすめです。お米や普段よく飲むビールなどのお酒、冷凍の牛肉、ティッシュペーパーなど、必ず使う日用品を選ぶことで「返礼品選びに失敗した!」という後悔を防ぐことができるでしょう。
3.ワンストップ特例の締め切りを確認する
ふるさと納税には、「ワンストップ特例」というものがあります。寄附した自治体が5つ以内などの条件に当てはまると、確定申告をせずに住民税控除の手続きが完了する便利な制度です。
2021年分のふるさと納税でワンストップ特例を利用する場合は、2022月1月10日までに申請書とマイナンバーカードなどの本人確認書類を寄附した自治体に送付する必要があります。年末に駆け込みふるさと納税の場合、ワンストップ特例の期限まであまり時間がないので、速やかに手続きを行いましょう。