もう少しでコロナ禍になってから2度目の年末年始を迎えますね。コロナ禍で大きく変わった生活スタイルの中に「スーパーへ行く頻度」があげられます。コロナ前は夕食の買い物にほぼ毎日スーパーへ行っていたけれど、週に2~3回へと減らした方もいるでしょう。

日常生活の中には、何気ない行動でお金を使い過ぎてしまうリスクがいくつも潜んでいます。その代表的なものが「スーパーへの買い物」。買い物の回数が多ければ、当然出費は増えます。

節約に効果的な食費の見直しですが、そもそも買い物の頻度を減らすのは効果も大きいものです。コロナ禍におけるスーパーへの買い物頻度の平均を眺めながら、買い物へ行く回数を減らす工夫を考えましょう。

【年代別】みんなの食費、どれくらい?

まずは総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編)二人以上の世帯―2020年(令和2年)」より、二人以上世帯の1カ月の消費支出と、その中でも食費の金額について確認します。

【年齢階級別】二人以上世帯の消費支出(食費)

平均:27万7926万円(7万6440円)

  • ~29歳:25万6544円(5万7747円)
  • 30~39歳:26万7618円(7万1438円)
  • 40~49歳:31万5958円(8万3248万円)
  • 50~59歳:32万9937円(8万2673円)
  • 60~69歳:28万2997円(7万8908円)
  • 70歳~:22万9931円(6万9999円)

二人以上世帯の方が1カ月にかける食費は40~50代で8万円以上。家族の人数が多く、食べざかりのお子さんがいる方も多い年代ですね。1カ月の消費支出のおよそ25%を食費が占めます。

家族の人数が多ければなかなか食費は減らせませんが、買い物の仕方を工夫することで食費を抑えることは可能です。

では、コロナ禍において皆さんどれくらいの頻度でスーパーへ行かれているのでしょうか。